気づけばキミと恋に落ちて
「まあまあ、細かいことは気にすんなってー。それより、はるのメシ食いたい」
「はいはい、そうくると思ってたよ。煮込みハンバーグでいい?」


陽ちゃんが次いつ来てもいいようにと、今回は材料を買っといたんだよね。


よかったぁ。


「おぅ。はるのメシなら、なんでもこいだ‼︎」
「あっそう…」


〝なんでもこい〟って、なんかチガウ気がするんだけど…。


グッスリ寝たせいか、もう眠くはなくてパッパッとゴハン支度を始める。


「よしっ」


わたしのゴハンは、どれもカンタンで手抜きゴハン。


チャッチャとハンバーグのタネを作ると、それを焼き材料を鍋に入れてあとは煮込むだけ。


煮込んでる間、ソファーに座ってスマホをいじってる陽ちゃんのトナリに座った。


< 201 / 380 >

この作品をシェア

pagetop