気づけばキミと恋に落ちて
いや、わたしが挙動不審だったからなんだろうけど…。
それにしたって、そこまで顔近付けなくても‼︎
どちらかが少しでも動けば…キス、できちゃうくらい近いのにっ。
グイッと、宗ちゃんの胸を両手で押せば、触らないとわからない鍛えられた筋肉に、またもやドキリとして、自分でも顔が熱くなるのが、わかった。
「んー、はるちゃん?どうした?顔、赤いけど。具合でも悪い?」
「い、いえ…。決して、そういうのではないので…。エ、エットー。どこでしたっけ。あ、これですねっ。こんなカンタンなとこ見逃してたなんて…。申し訳ありません…」
なんとか自分を落ち着かせるように言い聞かせ、間違っていた数字を打ち直した。
「ふぅ…」と、息を吐くと、なにやらトナリから視線を感じて、ゆっくりソチラを見れば頬杖をついて、わたしを見てる宗ちゃんと目が合った。
「エットー…。わたしの顔に、なにか付いてますでしょうか…?」
言葉を選びながら、恐る恐る話しかけると〝フッ〟と目を細めた宗ちゃんが、口を開いた。
「はるちゃんってさ、色白だよね」
「はい…?」
「なんか肌もスベスベしてそうだし、触りたくなる」
「えぇっ…⁉︎」
それにしたって、そこまで顔近付けなくても‼︎
どちらかが少しでも動けば…キス、できちゃうくらい近いのにっ。
グイッと、宗ちゃんの胸を両手で押せば、触らないとわからない鍛えられた筋肉に、またもやドキリとして、自分でも顔が熱くなるのが、わかった。
「んー、はるちゃん?どうした?顔、赤いけど。具合でも悪い?」
「い、いえ…。決して、そういうのではないので…。エ、エットー。どこでしたっけ。あ、これですねっ。こんなカンタンなとこ見逃してたなんて…。申し訳ありません…」
なんとか自分を落ち着かせるように言い聞かせ、間違っていた数字を打ち直した。
「ふぅ…」と、息を吐くと、なにやらトナリから視線を感じて、ゆっくりソチラを見れば頬杖をついて、わたしを見てる宗ちゃんと目が合った。
「エットー…。わたしの顔に、なにか付いてますでしょうか…?」
言葉を選びながら、恐る恐る話しかけると〝フッ〟と目を細めた宗ちゃんが、口を開いた。
「はるちゃんってさ、色白だよね」
「はい…?」
「なんか肌もスベスベしてそうだし、触りたくなる」
「えぇっ…⁉︎」