私の騎士は陰陽師君
ひ、1人でも立てたんだけどな…。
無駄に、というか
動作が1つ1つ優しい。
「あ、ありがと」
これは女の子にモテるだろうなぁ。
なんか、ちょっと、
心に引っかかるよう…な?
気のせい、か。
「さてと、
陰陽師が何ができるか…っていうのは、
教室に行きながら説明するよ」
ああ、そっか。
私は案内するために、
賀茂君と歩いていたんだ。
と思い出すと、賀茂君は
1人で歩き出した。
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