私の騎士は陰陽師君
「ああ。ミカはもう来てたのか」
当たり前のように
私の目の前の席に座り、
荷物をテーブルの下に置いた。
表情はいつもと特に変わりのない無表情。
そしていつもと変わりない、
猫耳と2本の尻尾_____。
「あ、ダメだって
いつも言ってるじゃん。
店内ではそれしまっとかないと
お客さんびっくりしちゃうよ」
「ちょっと休憩。
1日中隠してると持たないから」
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