私の騎士は陰陽師君
これは誰にも見られてはいけないから、
細心の注意は払っているけど。
もし誰かに見られたら、
それこそ私の人生が終わる。
吸血鬼の存在を知らない科学者によって
解剖されるかもしれないし、
はたまたヴァンパイアハンターに
捕まってもおかしくない。
いや、これはちょっとした
冗談なんだけども…。
大騒ぎになるのは、一目瞭然。
そんなことを考えながら、
私は闇の中を歩き始めた。
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