私の騎士は陰陽師君
まあ、むやみに断るのも
失礼だし…
マスターも危ないって言ってたし、
送ってもらおうかな。
私は賀茂君に頷いた。
「よし、じゃ行きますかっ」
賀茂君は、ビニール袋を持つのとは
逆の手で、私から鞄をひょいと
取り上げた。
< 67 / 68 >

この作品をシェア

pagetop