~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
『こちらの席にお座りください。』
定員さんはそう言い去っていった。
「由季なに飲む?」
信はメニューを私に見せながら言う。
「じゃあカプチーノ…」
ちょうど暖かいものが飲みたかったのでそれにする。信はコーヒーにした。
定員さんを呼ぶとさっきとは違う人が来た。
『ご注文はお決まりで―――って由季!?』
「な、夏実!?」
何とその定員は夏実だった。
「ここで何してるの!?」
「何って…アルバイト…もうすぐで昌の誕生日なの…」
夏実は恥ずかしそうに答える。