~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
「ご、ごごごごごめん!別に胸を触る気は…」
羽柴くんは急いで私から離れる。
私はゆっくりと立ち上がると乱れた服を整える。
「は、羽柴くん!…えっと…」
私はもじもじしながら羽柴くんをみる。
「もう、こんなことがないように…き、気をつけて下さい!」
そう言い私が顔をあげると羽柴くんの姿が見当たらず何故か昌くんがいる。
「あの、昌くん羽柴くんと信は?」
私がおずおず訪ねると昌くんは指を指す。
私がそちらを向くと…
「!?ちょっ!二人ともやめてー!」
私は二人に向かって走り出した。
今日のデートは波乱(?)な事ばかりだった。