~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「うん。さぁて…着替え終わったわね♪後は髪をこうして…こうして…これでよし!行くわよ!」


「え!?あっ!ちょっと夏実!」



私は夏実のペースに追い付けずにいながらも小さく微笑んだ。



「あ、来たね……っ!?」


「ぁ、羽柴くん……」



私は羽柴くんに近寄りキョトンとする。


「髪軽く巻いたんだね…よくもまぁこんな短時間で…」



羽柴くんは私の髪の毛を1束すくい呟いた。



「じゃあ行こっか!」



私はにっこり微笑みながら羽柴くんの手を引いた。


「二人だけの世界を作るな!」



夏実はそう言いながらも私達の後に続いた。







< 165 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop