~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「ありがと♪じゃあ俺からは、はい」



私の手の上に乗ったのはイチゴの飴…。



「由季ちゃんってイチゴの飴が似合うからさ」



そう言い羽柴くんはニコッと微笑んだ。
それが妙にあの人に似ていて…




「きょう、くん」


「…………え?」



私はハッとして自分の口を手で覆った。



「由季ちゃん“きょうくん”って?」



私からは嫌な汗がダラダラと流れる。


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