~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「ほら…」


「あ、ありがと…」


信から温かいお茶を受け取り私はそれを一口口に含む。


「なぁ、」


やがて信が新聞を折り畳み机の上に起き、そして私をみる。




「何?」


私がカップから口を離して信を見つめる。




「村道恭……お前の知り合いか?」


「………………え?」



信の口からあの人の名前が出た。



< 204 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop