~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
「ど、うして?」
体から嫌な汗が流れる。
「ん?あぁ…ほら放課後…お前“久し振りだね”って言っただろ?」
「な、るほど……うん…知り合いかな…中学の時の」
私は動揺を隠すようにまた一口お茶を口に含む。
「そうか……由季…」
「俺から…離れないよな…」
信の言葉で私が前をむくと信は不安そうな顔をしていた。
「うん…離れない…私信が好きだもん!」
私は笑顔で言った。