~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「信ー!……信?」


私が指の隙間から信の顔を覗くと信の顔はやや赤く染まっていた。



「ハァ~…もういい…」


やがて信が手を私の顔から引き離す。



「照れ屋さんだね♪」


「はぁ!?」


私が微笑むと信は困った顔をする。


「照れてねぇし……」


「嘘つき~…ねぇ信?」


私が信の名前を呼ぶと信はん?と、顔を寄せる。



< 207 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop