~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
「ハァ…昌~…助けてよ~」
「は?ハァ~…何で俺に助けを求める?」
昌は本を読みながら俺に問いだしてくる。
「何でって……お前ひでぇやつ…」
「酷いのはお前だよ……にしても気になるよなぁ…」
昌はチラッと村道の方をみる。
村道の席の周りには女が群がっているがアイツは構ってもいない。
「まぁ…その内分かるんじゃね?」
そう言い昌は再び本に目をおとした。
「昌は中学から変わんねぇな」
そう“中学”この言葉が俺を微かに惑わせた。
~Side信~ 終わり