~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居




「っぅ!」


私の目から涙が溢れてくる。
そして、地面のアスファルトへとシミを作る。



―――――ダッ!



いてもたってもいられず私はその場から走り出した。



「ゆ、由季っ!」


夏実が私の名前を呼んだ。
けれど私は………振り向けなかった。


「ハァ、ハァ…」



私はとあるところへ来た。


そして、近くのベンチに腰を掛ける。


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