~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



あのとき3人が振り返ったとき…
中学の光景に似ていた。


その内の二人はムスッとしていて…ある一人は眩しい笑顔で微笑んでいた。



「もうっ………いや…」


私の口から出てくる微かな言葉。



「………何がいや?」


「っ!」



私の後ろで聞き覚えのある声がする。



「なぁ……由季…」


「きょ、…恭くん」


振り向かなくても分かる。




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