~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
「此処だよ…此処…」
私がハッとしたように上を見るとそこには人がいた。
やがて座っているところからその人は飛び降りた。そして、その人の顔が見えた。
「…あ…」
何で此処にいるの?……
「由季……もうちょっと自覚をもってよ…」
「信はなんでここに…」
また私の頭は疑問でいっぱいになる。
「夏実ちゃんからお知らせをお受け致しました」
信は執事っぽく胸の前で手を組む。