~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居




「は?お前……何言ってんだよ…」



昌はあり得ないとでも言いたいらしい。



「由季と俺は別れたよ…」


すると、海はガタッ!と、イスから立ち上がり俺の襟を掴む。



「お前……よく簡単に言えるな…少しは由季ちゃんの事考えたのかよ!なぁ!」



「海やめろって…」



昌は冷静に海を落ち着かせようとする。




「答えろよ!信!お前は由季ちゃんの事どうでもよかったのかよ!」



その言葉で俺は限界だった。




「ふざけんな!」



海が一瞬怯む。




< 312 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop