~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「お前はバカだよ…」



海はボソッと俺に言う。



「大切な人がそばにいないって辛い事なんだぞ?」


「海……」




海の言いたいことは分かるんだ。
花菜がなくなってから…。



「俺がお前を救う…勿論由季ちゃんもそして、二人をまたくっ付ける!!」



海はやけくそに俺に向かって叫んだ。




「由季ちゃんの過去に…何があったんだろ…」



最後に海はこう呟いた。
俺もそれは、知らない。



俺と、由季はまた、元に戻れるのだろうか?
それとも、もう……



この日は結局海も泊まり翌日まで昌の家でお世話になった。



学校では、普通に……。




そう思いながら学校への準備をした。





~Side信 終わり~
< 314 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop