~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「由季もお久し振りだな♪」



歯を出しながら笑う琉くんに私は少し元気をもらえた気がした。



「ねぇ由季!聞きたいことがあるの!」


「なぁに?夏実」



私が席に座ると夏実は興味津々で私に聞いた。




「二階堂くんと昨日、何を話したの?」



昨日―――。



私はスカートを思いっきり握りしめながら口を開いた。すると、



「昨日は、花菜の墓参りの話をしてたんだよ……信からメール来た」



え?、、何で羽柴くんがそんなことを、。



私が不思議そうな顔をするが夏実はへぇー、と、返した。




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