~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



二人で歩く登校道。

何かが違う。



私の心の中ではすでに何かを感じ取っている。




「由季……今日なんだけど…」


「え、?」



「今日、由季の家にいってもいい?」



え?私の家?なんでか、わからない。




「別に平気だよ…」



丁度私も一回帰らなくてはいけない理由がある。



なので、あまり深くは考えなかった。



「そう。良かったよ…」



私の返答に恭くんはにこりと微笑んだ。







< 361 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop