~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「おはよー由季ちゃん達、すっかり元通りだね~良かったね…」



昌くんは誇らしげに微笑む。


「これで、ゆっくりと由季ちゃんといつも通りに過ごせるよ」

と、羽柴くん。



「過ごさなくていいわ…」




軽く突っ込みを入れる信。



「ひどーい…こう見えても由季ちゃん、俺に抱きついて来たんだからね~」


「は?」



…………あ、そんなこともありましたね。



「由季ちゃんが泣いているとき…あぁ、思い出すたびに照れるよ…」



羽柴くんはニマーッと頬を緩める。



< 378 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop