~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
「おいひぃん、じゃねぇ?」
モゴモゴと口を動かしながら喋る信はまるでリスみたい。
「でも、」
クッキーをゴックンと飲み込むと信は私の方を見る。
「これからは、俺のために作ってくれれば嬉しいよ…」
「なっ、」
頬に段々と熱を持ち始める。
ふ、不意打ちすぎるよ!
私はプイッとそっぽを向く。
くそぅ、また、失敗だ。
次が最後の作戦。
私はゴクッと喉をならしそして、
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