~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居
・第2章 時には甘く、そして苦い
✾ 波乱(?)なデート
「デートしよ…」
「え?……」
信のいきなりのお願いに私は驚いた。
「え、でも…」
「ダメ?な訳ないよな…由季が言い出したんだから…」
信はニヤリとし私の髪を1束すくう。
「うぅ……わか、りました…」
結局の所私は信の言葉に頷いてしまった。
ことの発達はテストが1週間に迫った頃…