心があれば
余裕しかないです

「莉子さん、今から飲み行こ」

電話が来たのは21時すぎ。

相手は後輩のタツ君。

辰 雄介、通称タツ君。

『いいよ、でも30分待って』

そう返事をして支度を始める私。

桜井 莉子 大学3年生。

タツ君は同じ学部の後輩。

私は軽く化粧をしてから、

待ち合わせのコンビニへ向かった。


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