風を切れ!!!
プロローグ
キーンコーンカーンコーン
「はい今日はこれまで」
平凡な日々、平凡な朝
いつもと変わらない毎日
「終わった....」
そんな毎日を過ごしていた少年。
「和樹ー帰るぞー」
「おぉー。今いく」
――井ノ上和樹――
彼の名前を知ってる人は数少ないだろう。
この人を除いては。
「おい!お前!」
――神保友紀――
「俺?」
「お前しかいねぇ!!!
井ノ上和樹!!!!!
ちょっと顔貸せ!!!」
この二人の関係は...?
あれで繋がってるなんて和樹は知らなかった。