暴走族なシンデレラ
「あのね、すごく辛い事があってもいつかは幸せになれる日がくるってパパが言ってたの!遥もいつかシンデレラみたいなお姫様になるの」
「じゃあ、その時は僕が遥のガラスの靴を拾うね」
「じゃあ、れいじくんが王子様ね!」
「うん」
「じゃあ、は『玲二ーーーー!!』」
遥と話してる途中だっていうのに遠くから父さんの呼ぶ声がした
「れいじくん?お父さんじゃないの?」
やっと遥に会えたのにタイミング悪すぎでしょ、めっちゃこっちみてニヤニヤしてるし
「おう!玲二ここに居たのか!さがしたんだぞー」
そういいながら父さんは視線を俺から遥に移し驚いた顔を見せた
「遥ちゃんか!?」