しあわせ
数学の授業中、中村君は私の隣でスヤスヤと居眠りをしてた。
ちょっと、一番前なのに、寝てるし。
そう思いながらも私は中村君を起こさなかった。
先生は、中村君を見て何も言わずに授業をしてた。
数学が、終わった後、
「おい、中村。」
って中村君が数学の先生に呼ばれた。
「なんですか?」
「お前な、なんですか?じゃないよ、テストの点数悪いのに、授業中寝ててどうするんだよ。留年するぞ?」
「…はい、すいません。留年したくないです。」
「そんなら、がんばれ。」
中村君が先生に脅されてた。
「俺、留年したくないよ…。」
そんなこと言ってる中村君に、
「だから、私が勉強教えるって。」
って言った。
ちなみに前のテスト私はクラスで二番だった。
「ほんと、頼む。さくらだけが頼りなんだよ!よろしくね!」
そんなことを中村君は言ってきた。
「わかってるよ、がんばろ!」
そんなこんなで、私たちのテスト勉強は始まった。
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