無愛想先生に恋をした。



「じゃあ、これで数学の授業は終わる。

プリントとか、荷物があるから、

滝本、準備室来てな」


「あっ、はい…」



私は準備室に向かった。


すると、そこには清奈がいた。


「あの、先生の好きな人って澪奈ですか?」


「なんで言わなきゃならない。」


「言わないと澪奈の事いじめるから。」


「はあ…お前は何を言ってるのか、わかっ…」


私は目を疑った。



清奈が…





先生に、





キスしたんだ…




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