無愛想先生に恋をした。



私は先生につかまった。


っていうか、抱きしめられていた。


「やだ、先生!離してよ!他の子にも
そんなことして、やだ…もうやだよ…」


「黙れ。じっとしてろ。俺はお前が好きだ」


「分かってるよ、だからもう…」


「違うんだよ、好きなんだよ。お前が。
好きだって言ってるのもお前にだけだし
キスしたいって思うのもお前だけだから」


え、先生…ほんとに…?



「信じていいの…?」
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