無愛想先生に恋をした。
あれから10分後、私は準備室の前にいる
え、どこのって?決まってるじゃん。
数学準備室。
深呼吸して…吸って…はい…
「おい、なにしてんだよ」
後ろから聞き覚えのある声が…
「あっ、す、すいません…」
「まあ、いいや。入って。」
「は、はい。」
「じゃあ、これ持っていってな。
1人で大丈夫か?」
え、何この人。
「だ、大丈夫です。じ、じゃあ。」
「…あのさ。」
「は、はい?」
「お前って俺の事苦手?」
何て答えたらいいんだろ…?
はい。苦手です。とか?それとも
そんなことないですよ!って?
まあ、正直に答えるか…