親父、ありがとな。
サプライズ
耳を疑うようなサプライズがあった。
コンコン
バンッ
「了ー!!!!!!」
「うるせぇよ...
夏希…」
夏希は俺の親友だ。
コイツだけは俺の病気のことを知ってる。
あ、男。本人曰く夏希って名前のせいで女の子に間違えれるらしい…
「了にいい話持ってきてやったぞ!」
「なんだよ、」
そうゆうと、夏希は顔をぐっと近づけてきて耳元でこそこそこといい始めた。
「ってな訳だ」
「サプライズでもなんでもねぇ…」
「いいじゃねーか!
頑張れよ!ここ置いとくからな!」
そう言って嵐のように病室を出ていった。