親父、ありがとな。
運命の日
朝から最悪な体調だった。
胃はいてぇーし、肺はいてぇーし、頭はいてぇーし、で痛いとこだらけ...
飯もまともに食えねぇーし...
そんな考え事をしてる途中に部屋に誰かが入ってきた。
「うえーい!
元気かぁー!?」
「な...んだ...そのテン...ション」
「いいじゃないの!
あ、例のやつできた?」
もぅ、話すのもめんどくさくて引き出しを指さした。
「なーんだ、意外とやる気じゃん」
「そ...んなん...じゃ...ねー」
「あーそ
じゃあ、学校行ってくるから、それまで逝くなよ」
「物騒な...事...いって...んじ...ゃねー」
ほんとに...
頑張ってるこっちがバカ見てーじゃねーか
「はは、そーだな
んじゃ、チョッくらいってくるわ」
そう言って出ていった。