恐怖日記
島に着くと、まず始めに島の名所でも、巡ろうと言う話になった。
佐渡は実は、砂金の名所でもあり、そう言った鉱山があったらしい。
そう言ったところを見ながら僕たちはゆっくりと、佐渡を味わっていた。
そして、佐渡の名所はやはり『賽の河原』だった。
読み方は、さいのかわらと読む。
そこは、死んだ子供の行くところだ。
それは、親より死んでしまった罪として、死んだ子供はそこで、石を一つ一つ積んで行き。
そして、石を最後まで積めば。
その子供の魂は浄化され、天へと昇れる―――とか、そう言う話だったと思う。
だが、せっかく積んだ石も鬼が現れて。
それらの石を全て崩してしまい、また子供は一からそれをやり直す―――。
そんな伝説がある場所を『賽の河原』と言った。
そこへ、みんなで行こうという話になった。
だが、僕は気分的に行こうとは思わなかった。
だから、実際に賽の河原へと行ったのは、母と弟Kだけだった。
佐渡は実は、砂金の名所でもあり、そう言った鉱山があったらしい。
そう言ったところを見ながら僕たちはゆっくりと、佐渡を味わっていた。
そして、佐渡の名所はやはり『賽の河原』だった。
読み方は、さいのかわらと読む。
そこは、死んだ子供の行くところだ。
それは、親より死んでしまった罪として、死んだ子供はそこで、石を一つ一つ積んで行き。
そして、石を最後まで積めば。
その子供の魂は浄化され、天へと昇れる―――とか、そう言う話だったと思う。
だが、せっかく積んだ石も鬼が現れて。
それらの石を全て崩してしまい、また子供は一からそれをやり直す―――。
そんな伝説がある場所を『賽の河原』と言った。
そこへ、みんなで行こうという話になった。
だが、僕は気分的に行こうとは思わなかった。
だから、実際に賽の河原へと行ったのは、母と弟Kだけだった。