恐怖日記
気がつけば、もう朝だった。
目を開けると、朝の日差しが部屋の中を照らしていて、とても明るかった。
でも、何故かとても心寂しいのを感じた。
それは、周りには祖父もいなければ、両親もいない・・・僕一人だったからだろうか。
まったく物音が一つしなかったのを覚えている。。
まるで、“明るい夜”にいるような・・・。
もっと簡単に言えば、『白い闇』にいるような気分だった。
だけど、その時の僕は不思議に冷静だったのを覚えている。
誰もいない事には、全く違和感も感じなかった。
まるで、それが当たり前だ―――というように。
その時、何故か僕はふと、ベランダに出ようと思ったんだ。
その部屋には窓が一つついていて、そこからベランダに出られるようになっていた。
僕は、その窓に近づき。
そして・・・窓を引いた。
ガラガラと、音を立てながらゆっくりと窓が開いて行く。
朝の寒い空気がゆっくり、部屋の中に入ってきて。
身震いしているのを今でも、覚えている。
ベランダへと、出るとコンクリート製の床が氷のように冷えていて冷たかったのを鮮明に覚えている。
僕は一歩足を進め、落下防止用の手すりに手をかけて、身体を乗り上げて下を覗き込んだ。
僕は見てしまった―――
目を開けると、朝の日差しが部屋の中を照らしていて、とても明るかった。
でも、何故かとても心寂しいのを感じた。
それは、周りには祖父もいなければ、両親もいない・・・僕一人だったからだろうか。
まったく物音が一つしなかったのを覚えている。。
まるで、“明るい夜”にいるような・・・。
もっと簡単に言えば、『白い闇』にいるような気分だった。
だけど、その時の僕は不思議に冷静だったのを覚えている。
誰もいない事には、全く違和感も感じなかった。
まるで、それが当たり前だ―――というように。
その時、何故か僕はふと、ベランダに出ようと思ったんだ。
その部屋には窓が一つついていて、そこからベランダに出られるようになっていた。
僕は、その窓に近づき。
そして・・・窓を引いた。
ガラガラと、音を立てながらゆっくりと窓が開いて行く。
朝の寒い空気がゆっくり、部屋の中に入ってきて。
身震いしているのを今でも、覚えている。
ベランダへと、出るとコンクリート製の床が氷のように冷えていて冷たかったのを鮮明に覚えている。
僕は一歩足を進め、落下防止用の手すりに手をかけて、身体を乗り上げて下を覗き込んだ。
僕は見てしまった―――