恐怖日記
結局僕は何も見なかった。
そして、今はその家は壊され。
その跡地には小さな会社が建てられた。

もう、過去のものとなってしまった家は今は跡形もない。

結局、永遠に噂の真意を探ることは不可能になってしまった。

ただ、あの時のM君の恐怖に引き攣った表情が、脳裏から離れない。
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