ほうき星
其れから五分くらいたったころ、剣道場に誰かが入ってきた
あの…とたどたどしいひ弱な声だったから、反射的に笑顔で振り向いた
ソコには、今日入学してきたのだろうか…真新しい制服に身を包まれた青年が立っていた
「あのっ、高原梓先輩と犬崎和樹先輩ですか!?」
「そうだけど…」
「俺たちになんかよう?」
「はい!俺っ二人に憧れてたんですよ!噂で!」
…う…噂…?な、何の…?
もしかして、俺が和樹の飼い主とか?
だったらいいなwww
「梓…お前…」
「ん?何だ?」
「…いや、何でもない…」
あの…とたどたどしいひ弱な声だったから、反射的に笑顔で振り向いた
ソコには、今日入学してきたのだろうか…真新しい制服に身を包まれた青年が立っていた
「あのっ、高原梓先輩と犬崎和樹先輩ですか!?」
「そうだけど…」
「俺たちになんかよう?」
「はい!俺っ二人に憧れてたんですよ!噂で!」
…う…噂…?な、何の…?
もしかして、俺が和樹の飼い主とか?
だったらいいなwww
「梓…お前…」
「ん?何だ?」
「…いや、何でもない…」