【完】私の彼は純粋くん。



「笹峰さん、おはよ!!」



そういって後ろから声をかけてきてくれたのは、麻十くん。



「あ、麻十くんおはよ。」



「昨日お見舞い来てくれたんでしょ??
ごめんね、俺全然覚えてない...」



覚えてないんだ...笑



「全然。
それより治ってよかった。」



やっぱ一人って寂しいし。
(昨日は暁実が一緒にいてくれたけど)



「あのさ、俺変なことしたかな...??」



「変なこと...??」



名前呼ばれたこと...別に変なことじゃないし。



「特になかったと思うよ??」



「なら良かった。
大とかお見舞い来るとさ、次の日大が休んだりするからさ。
なんか風邪移してたりしたら嫌だから...」



麻十くん、大くんに何してるの...笑


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