【完】私の彼は純粋くん。


「琉李、なにしてんだ。
まだ寒いんだから中はい...」


「うげ。」


珍しく休みだったお兄ちゃん。
こんなシスコン兄貴を見られたくなかったな...


「陽哉さん...!!」


「おま、麻十か...!?」


え、知り合い...!?


「俺、サッカークラブで陽哉さんにお世話になったんだ。
まさか陽哉さんの溺愛してる妹だったとは...」


「ははは...」


うわ、恥ずかしい...
(こんなのが兄だなんて)


< 38 / 114 >

この作品をシェア

pagetop