【完】私の彼は純粋くん。


私が小学生の時。
クラスでも目立つ存在アキの好きな人に告白された。

彼、泰羽(Yasuha)とは元々仲がよく、委員会も一緒にやっていた。


「琉李、泰羽のことどう思ってるの??」


ある日、家に来たアキは私にそう言った。


「友達だけど。」


泰羽とは友達のままでいたいと思っていた。たかが小学生の恋愛が長く続くとは思ってなかったから。


「琉李あんまり調子のんな!!
泰羽はあんたの物じゃないの!!」


そういって平手打ちをされた。
流石に腹が立った。
別に調子にものってないし、ましてや泰羽は私の物なんて思ってないから。


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