【完】私の彼は純粋くん。
「麻十、帰ろう!!」
麻十に抱き締めてもらったあの日から、私は素直になれた気がする。
ただ、自信がなかっただけだ。
...なんて自己解決してるけど、あれだけ麻十に好きでいてもらえてるのに、自信がないなんてふざけたこと言うなよ。って思っちゃったり。
でも、あの日があったからこそ私は素直になる大切さを知ることができた気がする。
そして、今日は1ヵ月記念日だったり。
最初は興味本意で付き合い始めた私。
でも、今は誰にも負けないぐらい麻十が好き。
「うん、掃除終わったらいくから下で待ってて!!」
そう言ってくれる麻十。
それを見て睨み付けてくる相田。
でも、私にはそんなもの利かない。
だって相田と戦うって決めたから。