【完】私の彼は純粋くん。


「お前、何してんだよ!!」


そう言って私のケータイを奪おうとする。
残念なことに私の方が身長が高いから届いていないんだけど。


「鈴ちゃんこわーい!!」


なんて言っておちょくってみると、予想通り顔を真っ赤にしてキレてくる。


「あんたなんか麻十くんから離れてよ!!
好きでもないくせにたぶらかさないで!!」


「最初のお言葉そっくりそのまま返しますよー!!
てかあんたより麻十を好きな自信ありますけどね!!」


「うるさい!!
あんたなんか可愛くもないくせに調子乗んな!!」


「可愛くないのなんて十分わかってるわ!!
そーいう貴方もその性格ブス直したら??」


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