【完】私の彼は純粋くん。


学校を出た俺たちは、コンビニによったあとに琉李の家の近くの公園に行った。


「...」


「...」


正直、どこから話していいのかわからない。
まず、俺から話すべきことかもわからないし。


「...やっぱり、私が聞くことじゃないよね。」


琉李はそう言うと、立ち上がった。


「...待って。」


大が、俺から聞けと言ったんだったら。


「...俺、話すよ。」


俺が話すべきことなんだと思った。


< 77 / 114 >

この作品をシェア

pagetop