記憶をなくした君へ。



大丈夫かい??
名前は??


そう彼に聞かれて、ハッとした。

私は忘れていると。

どんなに親しかったとしても、舜のなかに私は存在しない。



私は、やっぱり駄目なんだ。



なにをやっても見放され、本当駄目。



< 13 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop