My Darling**.°




亜里沙が
自分の席に戻るのを見届けて

ゆっくりと
深いため息をついた



「あぁー、もう…
……ったく…

朝からよくまぁ
あんなペラペラと……

こっちが疲れるって……はぁ……」



こんな風景は
朝でも昼でも、夕方も

この高校じゃ日常茶飯事


あたしが通うこの高校は

正直、
……いい高校とは言えない





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