My Darling**.°





「………いや、…


……俺、今日
ソファで寝るから

先にベッドで寝てていいから


………服は着ろよ?」




「あっ……」




早口でまくし立てて

霜月の返事は聞かずに
バスルームのドアを閉める




………あれは目に毒だな…





霜月の

白いうなじと
火照った頬が頭に蘇って


それを振り切るように



俺は

シャワーの栓を緩めた






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