時空を超えて。
土方「まぁ何にせよ分かって良かった。次はなんで真紀が記憶喪失になったってことだな」
はぁ。問題が多すぎる
土方「心当たりはあるのか?」
原田「どっかで頭打ったんじゃねぇのか?」
沖田「さのさんじゃあるまいし、真紀ちゃんはそんなことしないよ」
確かにそうだな。あいつはそんなヘマはしねぇ
土方「斎藤は?」
斎藤「俺は、総司から聞いた話だとタイムスリップを何回もして真紀の中の次元が歪み、記憶が失われたかと思っています」
土方「その線はありそうだ」
一体誰が真紀をタイムスリップさせたんだ?
あの時の総司は具合が悪すぎて知るはずもない。
沖田「真紀ちゃん、1人で歩いて死んでないよね」
ん?
原田「物騒なこと言うなよ」
沖田「僕が行った平成っていう時代はね、今とは違ってすごく平和だったんだ」
もしかしたら何かの拍子で斬られちまうかもな...
土方「そんだけ、この時代に慣れてねぇってことか。あいつ自体もどこの時代から来たのかも分かってないみたいだし」
斎藤「神川に会わせてみたらどうでしょうか?」
原田「そうだな!あいつは同じ時代に居たみたいだし何か知ってるかも知れねぇ!」
良い案だが、
土方「あいつは今、情報収集のために遠くへ出かけてさせている。」
ったく、俺はなんであいつを出掛けるように言っちまったんだよ!!