時空を超えて。

確か平助が言うには島原近くにいるって言ってたよな

何か手がかりがあればいいんだけど。

海斗「すみません!」

「おや、なんだい?」

海斗「えっと、この近くでこんくらいの背でこーんな顔して、こーんな目してる子見かけませんでした?」

真似してみたけど...

「わかんねーべ」

だよなああーーー


「でも同じような子を探していた人なら2人もいたぞ。行方不明なのか?」

海斗「斎藤と山崎さんだ」

ってか同じとこに聞いてたのかよ!
海斗「ありがとう」

なんなら島原行ってみるか。


(ザッザッ)

そういえばこの時代に来て島原はまだ1人で来たことねーな

平助たちは普通に来てるみたいだけど。


さすがに綺麗な人多すぎて緊張するし....///


『なによ!鼻の下伸ばして!!』

!!


....


海斗「ハハッ」

真紀なら絶対そう言うんだろうなぁ


(ザッザッ)

海斗「あ、すみません」

俺は通りすがった人を呼び止めた



雪「どうかされましたか?」


こういう時なんて言えばいいのか。

海斗「真紀って言う女の子を探してるんですけど分かりますか?これくらいの背で」

って名前言ってもわかんねーよな


雪「あ、真紀ちゃんやね!」

え?!分かるの?!

海斗「おう!ってか知り合いか?」

雪「知り合いというか、ここに住んではりますから」

住んでた?

雪「真紀ちゃんってうちの舞妓のことどすよね?」

舞妓?それ本当に真紀か?

海斗「すいません。ちょっとその子に会わせてもらえないですか?」

雪「それはかまへんけど、お金かかってしまうさかいええどすか?」

海斗「はい。」
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