時空を超えて。
真実
真紀side
なんだったんだろうあの人。
好きな人いるって話をしてたけど連れ戻すとか....
蒼馬「ここが俺たちが住んでる場所だ。」
中には長州藩?と思われる人たちが沢山いた。
岡田「あっ!この子なんだねー!」
赤髪のニコニコしている人。
岡田「俺、岡田以蔵って言うんだ。前にも会ったことあるよね?」
そっか、前に島原で。
武市「おー可愛い人連れてきたな。どうだ、俺と飲むか?」
ん?!///
人差し指で唇を触られた。
桂「武市さんやめなさい。彼女困ってますよ」
ホッ
やっとしっかりした人に会えた。
武市「っちぇ」
桂「それにしてもこの子が...」
蒼馬「おう。ちょっと部屋用意しておいてくれ」
桂「分かりました」
真紀「わぁ!広い!」
蒼馬「ここがお前の部屋だ」
部屋の角には可愛らしいお花が飾ってある
蒼馬「気に入ったか?」
真紀「はい!」
ふかふかのお布団と枕。
気持ち良さそうだなぁ
島原に居た時もあったけどそこまでじゃなかったから
蒼馬「じゃあ、俺は少し話してくる。ゆっくりしていてくれ」
(パタンッ)
これから、ここが私の住む場所になるんだ〜
近くにあった窓から外を見下ろす。
島原の人たちともお別れになっちゃったし、少し寂しいかな。
真紀「........」
私は自分の手を見た
治癒能力...
とうていそんな力が私にあるとは思っていなかった
ただただ私は何者なのかを調べていて...
真紀「なんで蒼馬さんは私のこの力知ってたんだろ?」
前に会ったことあったのかな。
記憶をなくす前に使ったとか?
新撰組も知ってるみたいだけどなんでなの?