時空を超えて。

平助「新八さんたち遅いじゃねーかよー!」

永倉「いやいや、まさかこんな展開になるとは思っていなくて。」

私も思っていなかった。

ちゃんといるじゃない

そう思うと怖さが一瞬にして消えたような気がした

私が会いたかったあの人....

私はすぐに見つめた。

真紀「私のこと、覚えてますか?」

海斗「真紀....」

真紀「あの時以来ですね。貴方に沢山聞きたいことがあって参りました」

原田「お前ら会ってたのか?!」

海斗「ちょっとな....」

真紀「率直に聞きます、貴方は誰なんですか。貴方は私の何を知ってるんですか?」

聞きたいことはもっともっとある。

真紀「新撰組の皆さんは私と前に会ってるようでした。貴方たちは私の力を使って一体何を企んでいるんですか!?」

刀をもっと強くにぎる。

永倉「ちょ、ちょっと落ち着けよ..!」

土方「斎藤、しょうがない。力づくで真紀の刀を下ろしてくれ」

土方は隣にいた隊士に頼んだ

斎藤「わかりました」

真紀「や、やるんですか」

私は斎藤と言う人に向き直す

斎藤「少し黙ってくれ。」

くる......っ!

(カンッ!)

刀が当たる音だけが聞こえた

真紀「い、今なにが?」

私の手元にあった刀は今は相手の男の人の手にある

真紀「返して!!」

私はまだ戦ってない。

これじゃ、負けるっ!

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